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非常時に役立つ現金と役立たない現預金の違い

新型コロナウィルスの影響で観光宿泊飲食業はガタガタです。

今後、これまで経験のない経営状況に立ち向かう皆様に、経験則からのアドバイスをしてみたいと思います。

まず、現金と現預金を一緒に考える方が多いです。もちろんBS(バランスシート)上では、現金と預金は当座資産です。現預金はその現金と預金を合わせたものをいいます。

現金はいわゆる現金(小切手を含みますが、ここでは現ナマを現金と呼びます)

預金は預金・貯金・掛金・郵便貯金、金銭信託などをいいます。

どちらも流動性の高い資産で、有用性はもちろんお分かりだと思いますが、窮地に陥ったときに、一緒に見える現金と預金は別物になるのです。

これは、私が実家の旅館経営に携わっていた時代(約10年前)の事ですが、資金繰りが苦しくなり、借り入れしている金融機関にある個人の預金を運転資金に回さざるを得ない状況になりました。何度か小出しで崩すしていると、金融機関から連絡があり、、、

これ以上書くと、風説の流布のように思われてしまうかもしれないので書きませんが、会社がギリギリの状態になると、現金と預金は違うものになります。

現金は一番安心とその時に知りました。

会社というのは、経営がギリギリの状態にならないと分からない事がたくさんあります。しかし、その負の経験者の多くは、過去の失敗談を語りたがりませんし、語るポジションにいません。当社は、今回のコロナウィルスによって間接的、直接的に経営危機を迎える企業の役に立つ情報を発信できると思いますので、ぜひ今後も本ブログをご覧ください。

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