■改善課題:女性客を意識した宿作りをするも女性客が増えない
■ファーストインプレッション
数年前に宿をリニューアルする際に、女性向けの宿にコンセプトチェンジ。しかし、手法が小手先でクチコミを見る範囲では全く女性客に受け入れられているとは思いませんでした。施設・設備的には十分女性向け宿になっているので、ソフト面の強化が必要と感じました。
■改善前
平日部屋稼働率 20%
女性向けに作った宿でしたが、それに伴う重い負債が足かせで追加のソフト投資が出来ませんでしたし、宿のコンセプトを変えようかどうするかの瀬戸際。女性客を狙って料理やアメニティ、サービスなどを対策するも口コミ評価が上がらない悪循環の状態でした。
■改善アクション
・営業担当者の一部入れ替え
・営業ツール、営業エリアの見直し
・営業手法やスケジュールの見直し
■改善後
平日部屋稼働率 50%超
ターゲット設定していた女性客が20代女性でしたが、データ解析をすると土日の一部売上にしか貢献しておらずターゲット設定から見直し。新たなターゲットとして、40代以上の女性客層を設定し、女性だけのグループに絞らず40代以上の女性を含むターゲット全体に変更。また購入してあった色浴衣をベースとしたサービスに変更。女性向けアメニティも仕入れ業者が勧めるものではなく、自分たちで探したアメニティを選べるように変更し、女性の志向にマッチング。若干のオペレーションコストアップも平日稼働アップで補完しました。
※本実績紹介においては、コンサルティング契約(守秘義務)及び販売戦略の模倣を防ぐために、宿名等は公表していません。