メディアに流されない:新型コロナウィルスによる観光不況に備える(17)

㉗ニュース番組、ワイドショー、情報番組。全員言いっぱなし
全国で外出自粛の影響で商店は休業、宿泊施設も開店休業状態のため休館が当たり前の状況が続いています。
連日、連夜ニュースでは、感染者が出た、減った、新しい薬が開発された、海外のロックダウン状況、韓国は日常に戻りつつある、中国はマスクをしていないなど本当かウソか分からないようなコロナ関連情報にあふれています。
「情報が曖昧でも取り敢えずリリースしてしまえ」というような情報番組が散見される中、綱渡りの経営を進める経営者の皆さんはマスメディアの影響を極力受けないように気を付けましょう。
映像情報はどうしても脳裏に入ってきてしまいます。
好転、悪化を繰り返すと見られる新型コロナウィルス感染ですので、そこに経営判断を合わせると大変なことになってしまいます。
「そんな事は、、、」とお思いになるかもしれませんが、現実当社にご相談される方々はもろにテレビ番組の影響を多大に受けて、経営に迷いが生じています。
メディアに惑わされない一つの方法として、
データや文字情報を基本にする
というのがあります。
データや文字情報は、映像よりも誇張な表現や脳裏に伝える嘘情報を阻んでくれます。
個人的見解がですが、今後本来の状況以上に好転しているという情報が溢れてくると思います。それ自体は素晴らしい事ですし、ビジネスに好影響をもたらすと思います。しかし、現実的にお客様の日常行動が伴わないケースが出てくるでしょう。
それは東京オリンピック開催に向けてのプロパガンダ要素もあるでしょうし、局所的な好転を誇張しているケースもあるでしょう。いずれにせよ、情報を見誤って不用意な投資などは避けるように心がけましょう。
一つの判断が命取りになる可能性もあります。
コンセプト創造研究所では、無料経営相談を受け付けています。経営相談の時に、絶対に営業しないというのが当社ポリシーです。お気軽にご相談ください。きっと改善の糸口が見つかるはずです。