全国無料相談対応中:新型コロナウィルスによる観光不況に備える(12)

㉑全国無料経営相談対応 開始します
新型コロナウィルスが世界各地に広まり、各国に対応を知ると、やはり未知のウィルスなんだと気付かされます。
当社では、1月31日から「新型コロナウィルスによる観光不況に備える シリーズ」の投稿を続けており、これまで(1)から(11)まで綴っておりますが、概ね事業者側からの見方では予想通りの展開を辿っている気がします。
現状ですと、近々に緊急事態宣言が発令されて、各産業の業務に支障が出てくる可能性を感じます。
大きな影響を受けているエリアと、影響がまだ少ないエリア、エリアに関係なく過去の準備で影響が小さい施設、大きい施設と様々あるようです。順に並べると
影響度特大:インバウンド団体客メインで集客している大型施設
影響度大:国内団体客メインで集客している施設
影響度中:バイキング料理が売りで、個人客メインで集客している施設
影響度小:リピーターが多く、ネット販売中心で個人客(特に3月は学生客、通常月はカップル)がメインで集客している施設
団体客を主に扱う施設では、昨対2割、3割、4割当たり前という状況で、コスト削減にも限界があると思います。個人客がメインの施設でも、人混みを避ける傾向からキャンセルが続いています。
今後、政府の新型コロナウィルス対策の進捗次第で、立ち振る舞いは変わってきますが、終息までと、終息後に目を向けて経営を立て直していかなければいけません。
当社としても、このまま国内の観光宿泊産業が凋落していくのを見過ごすわけにはいきませんので、施設や宿に訪問して無料で経営相談を伺う範囲を全国に広げて対応させて頂きます。
私は、金融機関から仕事を受けていて言えない事があるとか、提携している会社に気を使って隠し事があるとか全くないので、何でも正直に申し上げるタイプです。そんな正直者が思う今回のコロナウィルス騒動は、かなりやばいです。
本当に脅すわけでも、これを機にクライアント企業をどんどん増やしたいとも一ミリも思っていませんが、その分野の上位に入っていない会社は、強制的に売り上げ構成の中身が変わってくると思います。
つまり、宿泊業で言うと、インバウンドが復活しない宿泊施設は、日本人の国内旅行需要を取りにいかないといけないので、日本人を狙っていた宿泊施設にとっては同じターゲットの食い合いになります。普通にやっても既存客層は目減りしますので、奪われないようにするのか、新たな客層を取りにいかないといけない。しかし、その客層は誰なのか?または別の商売を作っていくのか?
というシフトチェンジが必要になります。
東日本大震災後、6年間同じように全国の悩める施設の方のご相談を無料で伺いまいた。短い時間ですので、十分なアドバイスはできないかもしれませんが、「プロの目から見た自社の施設やサービスとはどうなのか?」を知るだけでも、その後の方向性が見えてくると思います。
コンセプト創造研究所では、無料経営相談を受け付けています。経営相談の時に、絶対に営業しないというのが当社ポリシーです。お気軽にご相談ください。きっと改善の糸口が見つかるはずです。