訪日観光客を襲うコロナウィルスの脅威
今後どうなるか分かりませんが、この10日間くらいで数億人が中国国内や国外に移動するわけですから、スプラットぶりは大なり小なり旅行業に影響を与えるでしょう。
いつも私が言っている通り、リスクの分散が大事ですし、日本人の国内旅行のべ2.1億人を見るべきです。
海外は満ち潮の爆発力はありますが、引き潮の時の爆発力もあります。
訪日韓国人がこれだけ減って、訪日中国人も減ったら外国人メインの宿は大変だと思います。
何しろ韓国人と中国人でインバウンドの50%です。
だからこそ、普段からリスクヘッジが大事です。会社なんて半年もダメージ食らうと、数年後にはお釈迦です。悪くなる時は一瞬です。
そうならないためにも日々リスクを想像して、保険をかけておくことが重要なんですが、なかなかみんなやらないですね。
例えば、通常ターゲット以外の客層に現状商品を売ろうとしたら、どうしたら売れるか?とか、売上が急減したときにどうやって急場をしのぐか?とかを、想定の範囲内で良いので考えているだけでもだいぶ違います。そんなにしっかり考えなくていいのです、かるーい感じで想定しておくのです。頭が軽い時の方が良いアイデアが思い付きます。
危機的状況になると頭がカチカチになり、回らなくなります。考えるなら今でしょ!
失敗しないと分からないのですが、失敗した人間からすると、失敗はそんなに甘い物じゃありません。100が0(ゼロ)になるのではなく、マイナス50くらいまで行くのが常です。
もう一度遠い親戚よりも近くの友達を見回して、ターゲット戦略を考え直しましょう。
潰れないために。