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コンサル会社に頼ってはいけない経営者とは?

「そもそもコンサルティングに頼るなら会社解散した方がいいよ。コンサルティングなんて成功例、失敗例を無駄なぐらい時間稼ぎさせてレクチャーしてるだけ。本当に会社立て直しできるなら社長交代の再建屋になればよいだけ。無責任極まりない業種。」

そんなヤフコメを見ました。

コンサル会社についての記事だったのですが、内容的にしっかりコメント書いている人が多いので、コンサル会社に対しての実感なのかもしれません。

こういうコンサルティング会社を悪いもの扱いするケースは、そもそもコンサルティング会社を選ぶ選定の段階で間違っているのでしょう。
私も旅館経営時代はコンサル会社7社に会って、全部嘘八百のク〇コンサル会社でしたから分からないでもないです。(金融機関OB系3社、他4社)

ヤフーの記事のコメントを見ると、だいたいどの会社のコンサルティングを受けたかっていうのは想像ができますが、100軒に1軒の成功例をさもコンサルティング会社のマジックのように思って、騙される方が間違っています。

はっきり言って、コツコツ真面目に正しい事をやっている会社以外に奇跡なんて起きません。それは絶対に間違いありません。コツコツやらない会社に奇跡は起こりません。

結局やるのは経営者。やって成果を貰えるのも経営者。コンサル会社は成功したって、守秘義務があるわけだから成功事例を大っぴらに公表できませんし、株式を貰えるわけでもないから成果なんてもらえません。コンサルフィーだけ貰えるだけです。

あと、一国一城の主のくせに、コンサルは他人事なんて言ってはいけません。現にコンサル会社と名乗るやつの中には他人事でやるやつらもいますが、そもそも自分の商売を自分事と思っていない経営者だから、「コンサルは他人事」と思うのでしょう。

そういう思考がある時点で、倒産まっしぐらだし、城を明け渡すくらいの信頼を築けるようなコンサル会社を探せてない自分の眼力を恨んだ方がいいでしょう。

当社は、もちろん株式をもらう事はありませんし、役員に入ることもありません。あくまでも客観視できる第三者でいることに価値を置いてます。しかし、気持ちは第二代表取締役です。会社の今を真剣に考えますし、会社の10年後20年後を誰よりも考えます。それが当たり前だと思っていますが、他のコンサル会社の人々とお話すると、「そんな先のことまで考えていたらやってられない」的な事を多々聞くので、一般はそうなのかもしれません。

私のおすすめは、たくさんのコンサル会社に会って比較検討してみたらいいです。会って具体的な提案が出ない会社は、まず疑うべきだし、いい事ばかり言う会社もアウトです。もちろん売上が倍々ゲームになったケースは多々ありますが、どれも血のにじむ努力をしたからで、簡単にそんな結果は生まれません。それでも悪徳コンサルに行くなら、自分の眼力を悔いるしかありません。

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