【旅館再生:考】 おんぶに抱っこでは解決しない
当社が支援業務を行うにあたって大切にしているのが、
当社が離れても自立できる宿つくりです。
当社が関わるお宿様には、以前にコンサルティング会社に
経営改善の依頼をしたことがあるというお宿様が多くいらっしゃいます。
残念ながらコンサルティング会社と相性が悪かったり、とんでもない
指導を受けていたという話もちらほらあります。
しかしながら良く話を聞いてみると、多くのケースがコンサルティング会社を
十分使いきれていないので、一概にNOT GOODとは言いきれません。
ただ、ひとつ言えるとすると、
自立させない経営指導のケースが多いのです。
そのコンサル会社さんが抜けた瞬間に何もできなくなってしまうのです。
ネットのプラン作り、写真撮影、従業員教育 などなど
これまでお客様がお越しになられない理由を1個1個潰していく。
これは40~50室規模の宿なら2~3名動かす事が出来れば
結構簡単です。
しかし、経営者の方がそこに介在しないと尻切れトンボのように
従業員の皆さんは動かなくなります。
これでは『再生』とは言えません。
本当の再生は、現経営者様の自立的改革あってこそです。
当社は、自立型旅館再生に取り組んでおります。