二大格安ホテルの経営統合で考える業界の今後(湯快リゾートと大江戸温泉物語)

1泊2食を低料金で宿泊できるチェーンホテルで有名な

湯快リゾート大江戸温泉物語

経営統合をする(かも?)らしい。

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もしこの統合が実現したら、業界に大きな意味を持つ一歩となるだろう。

大江戸温泉物語と湯快リゾートを知る

大江戸温泉物語は全国で40施設の宿泊施設を運営、湯快リゾートは西日本を中心に30施設を運営する宿泊チェーンである。

どちらもバブル期に過度の設備投資を行い負債を抱えた大型宿泊施設を買い取り、8000円~10000円前半の低料金帯で販売している。バイキング料理+温泉が売りの宿が多い。少し前までは1泊2食7800円や8800円で強く価格訴求していたが、現在ではインフレなどの影響か2000~3000円ほど料金をアップさせている傾向だ。

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さて、1年前の宿泊業界を思い出してもらいたい。

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昨年2022年は20%の宿泊料OFFと地域クーポン1000円~2000円が付いた全国旅行支援が実施されていた。平日15000円の宿泊料であれば3000円の割引と2000円のクーポンが付いてきて、感覚的には5000円引きの10000円で泊まれる状況にあった。コロナ禍で過去に例を見ないとてもお得な宿泊補助が付いていたのだ。

その影響か、全国旅行支援が実質終了した今年2023年5月以降は、全国の宿泊施設は軒並み昨年売上対比100%を割っている宿が多い状況だが、両宿(特に大江戸温泉物語)は好調と聞く。

この2社の統合は、まさに宿泊業界のチェーン化がより一層進む分岐点になるとみられる。

2社の統合は、業界再編の始まり

国内の温泉地では主にチェーンと言われる、同一企業体が経営し、多数の施設を運営する宿は全体の1割~2割だ。

また個人経営の宿泊施設が大多数を占めているが、今後は

「チェーン企業 対 個人経営の中小企業」の戦い

になり

コンビニとまではいかないが、宿のチェーン化が進み、まさにビジネスホテルのように金太郎飴のように

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似たようなホテル

が量産されるでしょう。

現在の大江戸温泉物語や湯快リゾートのように、量産されつつ広く店舗展開していることで改善点を集約でき、数年ごとのバージョンアップを繰り返すのがチェーンの強みです。

それは、個店レベルでの改善(PDCA)を圧倒しますので、急成長を遂げることになります。昭和から平成に移る頃よく見られたマイナーコンビニが一掃されたように、チェーンは業界を変えます。そして、コンビニのように、書店を侵食し、パン屋を侵食し、酒屋さんを侵食し、弁当屋を侵食し、ケーキ店を侵食するかもしれません。

中小企業はチェーン拡大で打つ手なしか?

当社のように、1施設または数施設を運営する企業がクライアントの場合、チェーンホテルとの戦いを日々行っています。今後その戦いは激化していくと思われますが、はっきり言って何の心配もありません。

キーワードは、

チェーンの強みは、チェーンの弱み

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チェーンであるからには、

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均一感、統一感

が必要になってくるのです。

極力、同じブランドのどこかよりも良すぎても良くないし、悪すぎても良くない。

みんな同じように成長するのが一番なのです。

チェーン企業の方と話すと、

「いや、うちは良い所はどんどん伸ばす」

っておっしゃるのですが、実際はそんなことすると社内統制が利かなくなり、混乱が生じてしまうため、どんどん良くしていこう!という現場の声は抹殺され、頭の良い本部の人のトップダウン組織となります。そうなると変化を起こそうとする社員が抜けていき、凡庸な変わらない事が正義のような論理が蔓延します。

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それは、規模が大きくなればなるほど増長していきます。

と、冷静に考えれば中小企業の戦い方は、決まっているのです。

簡単には変われないチェーン企業の弱みを突いて、

小回りを利かせてどんどん変わる。

余裕ですね。

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