先日、当社と契約して頂いた宿さん十数軒の売上の上昇を簡単にグラフにしてみたんですが、それがなかなか面白くて今回の話題にしてみました。
リアルなグラフはお見せできませんが、じゃらんの過去2年間の売上推移のデータを引用しました。
まー基本的に全部アップしているんですけど、それぞれ伸び率が違うのです。
そのグラフを見ながら、『あーあのお宿さん今何やってるんだろうなー、あーーここの社長は個性的で面白かったなぁー』なんて感じで、ふけっていると気付いた事がありました。
『売上がぐんぐん伸びる宿』=『私とたくさん交流(会話)している』
『売上がぼちぼち伸びる宿』=『私とそこそこしか交流(会話)しない』
なのです。
もちろん、契約していて頂いているお宿の皆さんとはいつも事があればなんでもお答えしますし、いろいろな経営戦略を提案しながら仕事を進めていくので、会話はたくさんします。
ただ、その中でも『何から何までなんでも聞いているお宿さん』があるのです。
『楽天のプランを作ったのですが、コメントもらえますか?』
『いま目の前でお客様が怒っているんですけど、対処法を教えてください』
『ノーショーのお客さんにはどう連絡すればいいですか?』
『座布団の色を変えたいと思うのですが、伴さんてきにはどの色がいいですか?』
『冷蔵庫を買い替えるのですが、メーカーはどこがおススメですか?』
『新しいスタッフの面接に同席してもらいたいのですが』
などなど、なんでもお尋ね頂きます。
契約の段階で私(コンセプト創造研究所)は8割5分バッターなので、1割5分は失敗する可能性があると必ずお伝えするので、私の答えを完全に鵜呑みにはされていませんが、かなり参考にはなるようです。経営者様は会話をすることで頭の整理が出来て新しいアイデアや余計な事を考える必要が減るようです。
私も話せば話すほど、経営者様の頭の奥底にある可能性を理解して、その整理を行い、新しいアイデアを注入していけますので、戦略をどんどんビルドアップできるようになります。
そうこうしているうちに売上は上昇していきます。
自己分析しますと、当社の利用方法で一番良いのは、『私と話すこと』だと改めてグラフを見ることで気付かせてもらえました。
電話でも、LINEでも、メールでもなんでもよいのです。酒を飲みながらでも何でもいいのです。言葉を投げ合っているだけで、新しいアイデアがどんどん生まれてそれを実行するだけでどんどん結果が生まれます。
試しにメールでやり取りしている宿さんのメールの送受信の回数を月に当てると、グラフの流れとほぼ3か月遅れで一致します。大変面白い結果でした。
高校時代に古文と漢文は、100時間勉強しても200時間勉強しても1文字も頭に入ってこず、3年間赤点マンでしたが、経営者様とたくさんお話をして宿の可能性を上げる能力ははっきり言ってずば抜けてるなとこの歳になって思います。(笑)
同じく、どんな宿にも秘められた可能性はあって、狙いを定めてちゃんと手順を踏めば良い状態に持って行けるという事を表していると思います。
毎日が過去最高になれるように、たくさん話しましょう!