会席料理を提供する旅館や宿泊施設、日本料理レストランは全国でおよそ1万軒はあると思います。
そのほとんどがこんな料理写真を使っています。
よく見るような料理写真ですね。美味しそうな料理が並ぶ綺麗な写真ですが、これでは売れません。
コロナ禍で縮小傾向にあった食べ放題バイキングですが、現在では本来の姿に戻り、「安く、沢山、美味しい物を、好きなものだけ食べたい」というコロナ禍明けの需要にマッチし、人気が急上昇しています。
そんな中、会席料理を主力メニューとしている施設は、需要の縮小への対応と差別化を急がなければなりません。
一番上にあるYouTube動画を見る前に、以下を読んで頂き、なぜ料理写真に変化(革命)が必要か学んで頂くと、より必要性が分かると思います。
料理写真に変化が必要な理由
①予約流通のメインは予約サイト
じゃらんネット、楽天トラベル、一休ドットコム、食べログなど会席料理を食べる為に辿る経路のメインは、予約サイトになっています。
宿泊施設やレストランの公式HPを見る人の半数以上は、事前に予約サイトで見てから、公式HPに来ています。
まず予約サイトで選ばれなければ、公式HPに載せている施設の魅力など1ミリも伝わらないのです。
予約サイト上には、名だたる有名旅館や名店が並び、その中からお客様は1軒の店を選びます。
では、どのようにお客様が「1軒」を選んでいるかというと、「写真」です。1枚の「写真」を見て「おっ!なんだこれ?」と一瞬でも興味を持たせる事が最初の関門です。
②どれを見ても全部一緒
しかし、現実的には予約サイトに並ぶ会席料理の写真はこんな並びです。
「どれもこれも似たような写真で選びようがない」がお客様のホンネです。
ほとんど同じように見える写真の中からわずかな違いを見出して、詳細ページに向かうのが多くのお客様です。
例えば、「旅館 会席料理」「和食レストラン 料理」でGoogle画像検索をしてみて下さい。いかに同じような横並びの写真をみんな使っているか分かります。
全品見えて、「どれもこれも全部美味しいですよ!」と主張する料理写真を掲載するのですが、予約サイト利用者は1枚の写真を1秒もかけずに見ているので、主張すればするほど見てくれなくなります。
そうです!「どれもこれも美味しい!」ではなく、「これが美味しいんです!これを食べに来てください!」と言わないといけないんです。
③差別化は極めて簡単
みんな横並びでいてくれるので、差別化は簡単です。
詳しくは、一番上に貼ってあるYouTube動画をご覧下さい。
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本動画の写真はじゃらんネット(4:3サイズ)において、プラン一覧や宿一覧で目を引いて、クリックされることを目的としています。
もちろん、もっとシックで情緒ある写真が公式HP等では良いのですが、照度の低いスマホ画面対策や他の旅館の会席料理と差別化するには、パッと彩の良い写真の方がクリック率は上がります。
ですし、実際に売上がアップしているので、上がったもの勝ちです。
動画のような料理の全体写真も必要ですが、予約サイトの段階ではインパクト勝負!詳しくは、HP見て下さい!くらいで良いのです。
全部色々宿の魅力を隅々まで語っても、お客様はそんなのは見ても聞いてもいません。
1枚のインパクトのある写真を見せて、「あれ?なんか良いかも」と一瞬思わせるかどうかが、売上を上げるか下げるかの分岐点です。
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