先日、あるお宿様での私の1日。
【 9時 】
宿に到着して、チェックアウトするお客様をチェックと館内状況確認。
【 10時半 ~ 】
チェックアウト後に、全体会議にオブザーバーとして出席し、社員さんと意見交換とアドバイス。
【 12時 ~ 】
役員の方々とランチを兼ねてミーティング。
【 13時半 ~ 】
営業会議。経営者、予約担当者、ネット担当者参加で、前月の売上確認とヒアリングとアドバイス。
【 15時 ~ 】
料理会議。経営者、調理長、ネット担当者参加で、4か月後の料理献立検討とメイン料理検討。
【 17時 ~ 】
新しい料理の撮影と宿泊プラン検討会議。
【 18時 ~ 】
夕食試食 & 献立チェック & 接客チェック & 接客アドバイス & 味付けアドバイス
(基本、毎度全品頂きます。バイキングの場合も2回に分けて味見を行い、味付けの濃薄、盛り付け、料理撮影時の状態を維持できているかなどチェックします。)
【 19時半 ~ 】
客室撮影。
【 21時 ~ 】
経営者の方とミーティング。この日は日付が回る頃まで話続けました。
大体いつもこんな感じです。プライベートでは無口ですが、仕事においてはほぼ1日中話続けています。私のスタイルとして、押し付け過ぎる事はしません。結局は現場の皆さんが納得の上、お客様にサービスしないと何も良い事が無いので、ちゃんと話合い、理解して頂いたことを実行して頂いています。もちろん世に無い手法で賛成を得られない場合もありますが、結果が証明してくれるので、その場合はとにかく実行を頭を下げてお願いしています。
以前に当社がサポートした宿のオーナー様が会議で社員さんにおっしゃっていたのは、「とにかく伴さんと心中すると決めたのだから、アドバイスをとにかく引き出すために、伴さんとたくさん話さないといけない。聞いた通りやってみてダメなら仕方がない。でも、もう一度改善アドバイスを聞いて、もう一度やってみる。そうすると大概うまくいく。だから、とにかく伴さんになんでも聞くように。必要な金はちゃんと払っているから心配しないように。以上。」
と、若干宗教がかかっていて怖さを感じさせますが(笑)、実際にその宿は8年ずっと売上下降していましたが、2年間でその温泉街の中心的な宿になりました。とても改善スピードが速い宿でした。
ちなみに、私が公言しているのは、
「私が言う事の「8割半」は合ってます。」
です。
1割半は「新しい試みや私も間違えはします」の範囲です。
当社は基本として私一人で運営していますので、これまでの改善してきた経験値は私自身に蓄積されています。旅館経営時代も膨大なチャレンジをしてきたので、打率が高いのだと思います。
私の話は色々聞いといて損はないと思います。
という感じで、各地の宿の様々な改善を行っています。