どんな会社も同じですが、調子の悪い会社に行くと
独特の 気の悪さ を感じます。
それはお宿でも一緒です。
それは感覚的なものですが、感覚が一番大事でもあります。
気の悪い宿に行くと、働いている方には覇気がなく、提供している商品
にも躍動感を感じません。
そんな状況を打破しようと、商品をリフレッシュするためにリニューアルを
してみたりしますが、大抵外します。
なぜでしょう?
それは、どんなに良い商品(施設・設備)にしても、それを動かす人の気が商品に写り、陳腐化させてしまうからです。
そうです。要は『人(ひと)』なんです。
『人(ひと)』が宿を作っているのです。
でも、その『人(ひと)』が、なかなか言う事を聞いてくれない。
どこのお宿でもお聞きします。
では、どうするか?
給料をたくさんあげる!
ではないですよね。お金は所詮お金です。
使い終わったら、誰にもらったか、いつもらったかなんて忘れてしまいます。
ではではでは、どうするか?
宿で働いている『人(ひと)』の気持ちをリッチにしてあげなくてはいけません。
リッチ? ・・・・・ リッチ?
そうです。 リッチにするのです。
働く目的を持たせて、目的を目指す喜びを感じさせて、そしてそれを評価するのです。
そうすることで、『人(ひと)』の気持ちはリッチになります。
それをモチベーションアップとも言います。
残念ながらこの業界は若干遅れていて、その部分に手を付けている宿は
少ないのが現状です。
モチベーションをアップさせて、『人(ひと)』の気持ちをリッチにさせる方法は、
次回に。