過去のコンサルティング実績:売上増加分累計 176億(2025年8月現在)
単価を上げたいが値上げすると予約が減る旅館・ホテルのための価格戦略3選
宿泊業経営者からよく聞かれる悩みが、「単価を上げたいが、値上げすると予約が減る」というものです。
原材料費や人件費が高騰する中、値上げを避けては経営が苦しくなります。
しかし「ただ値上げする」だけでは予約数が減少し、結果的に売上が落ちてしまう危険性があります。
では、どうすれば単価を上げてもお客様に選ばれ続けることができるのでしょうか?
ここでは、単価アップと予約維持を両立させるための3つの価格戦略をご紹介します。
1. 価格ではなく“価値”で勝負する
- 値上げの背景を「コスト増」だけで説明すると、顧客は納得しません。
- 料理の質向上、サービスの改善、空間の改修など、価格以上の価値(目安は5000円)を体感できる工夫を同時に行うことが大切です。
- 「高くなったけど、内容も格段に良くなった」と感じてもらえれば、自然と受け入れられます。
2. ターゲット層を絞り込む
- 全ての顧客に値上げを受け入れてもらう必要はありません。
- 価格に敏感な層から、価値を重視する層へターゲットをシフトすることで、単価を上げても予約は安定します。
- 高付加価値なプランを明確に打ち出し、「この体験ならこの価格」と思わせる仕組みを作りましょう。
3. 値上げではなく“プランの再構築”で見せる
- ただ一律に値上げするのではなく、プランの組み直しを行うのも有効です。
- 例)スタンダードプランはそのままに、プレミアムプランを新設し価格帯を広げる。
- 「安いプランもあるけど、せっかくだから良い方を選ぼう」という心理で、自然に単価が上がります。
まとめ
単価を上げたいが予約が減るのが怖い――。
その悩みは「価値の強化」「ターゲット層の見直し」「プラン再構築」の3つで解決できます。
コンセプト創研では、価格戦略の見直しから商品企画・サービス改善までを一貫してサポートし、
多くの宿泊施設で「単価アップと予約維持の両立」を実現してきました。
単価戦略にお悩みの施設様も、まずはお気軽にご相談ください。
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