過去のコンサルティング実績:売上増加分累計 176億(2025年8月現在)
OTA依存が強く、利益が残らない旅館・ホテルが取り組むべき3つの改善策
宿泊業の集客に欠かせないOTA(楽天トラベル・じゃらん・Booking.comなど)。
確かに集客力はありますが、手数料が大きく利益が残らないという悩みを抱える施設は少なくありません。
さらにOTA頼みの状態では、価格競争に巻き込まれ、経営の安定を損なうリスクも高まります。
ここでは、OTA依存を減らし、利益率を高めるための3つの改善策をご紹介します。
1. 自社予約サイトを強化する
- OTAは「集客の入口」には便利ですが、最終的に顧客を公式サイトに誘導できなければ利益は残りません。
- 公式サイト予約限定の特典(ベストレート保証・限特典付き宿泊など)を設定し、直接予約を増やす仕組みを整えましょう。
- OTAよりも予約しやすい予約システムを導入し、可能な限り簡単に予約できる環境を作りましょう。
2. 顧客データを活用したリピーター戦略
- OTA経由では顧客情報が十分に得られないため、リピート集客が難しいのが現実です。
- 公式予約で獲得した顧客データをもとに、SNSフォロワー獲得、定期の魅力発信を行えば、リピーターの来館率を大きく高められます。
- 「リピート率を上げる = OTA依存からの脱却」に直結します。
3. 集客チャネルの多様化
- 自社サイトとOTAの両方を使いながらも、SNS・YouTube・TIKTOKなど複数の集客経路を持つことが大切です。
- OTA頼みの単一構造から脱却することで、価格競争に巻き込まれにくくなります。
- SNSや動画コンテンツは、宿のファン層を育て、直接予約へとつながります。
まとめ
OTAは有効な販路である一方、依存しすぎると手数料負担で利益が残らなくなります。
公式サイト強化、顧客データ活用、チャネル多様化を進めれば、OTA依存から脱却し、安定した利益体質をつくることができます。
コンセプト創研では、OTA戦略から自社予約強化、SNS運用まで一貫して支援し、
多くの宿泊施設で「利益率アップ」と「OTA依存脱却」を実現してきました。
OTAに頼りすぎて利益が出ないと感じている施設様も、まずはお気軽にご相談ください。
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