今回のCASAはなかなか良い。
といっても同じ宿ばかりで、海外のホテルをもっと掘り下げてもらいたいと思うが、LIFESTYLE HOTELという流れは、潮流を感じます。
とはいっても、所詮場所貸し業の世界から脱してない感があります。居酒屋の塚田牧場の例と同様に、少しでもクオリティが下がれば、形は形に追われ、価値を下げられ、お終い。
祇園精舍の鐘の声、諸行無常の響きあり。娑羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。奢れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。猛き者もつひにはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。
悲しいかなそんなもの。塵にならないように、オンリーワンを目指す。それが生き残り策でしょう。