2023年の全国旅行支援の集客効果は?
2023年1月10日から始まる全国旅行支援の割引率は20%(宿泊最大3,000円OFF、クーポン平日2000円)となっているわけですが、実際にその使用感を予約して体験してみました。
1月に利用するビジホを2回分を予約してみたのですが、感想としては「安くない」。
それは、半額や40%OFFなどを経験した影響だと思います。
約2000円引きでしたが、「そんなもんか、高くなったな」という感覚です。
恐らく一般の旅行者も同じ感覚を持っていると思います。
クーポンが平日2000円付いてくるわけですが、予約時の段階では割安感には繋がりません。
ということで、一連のGOTOキャンペーンは終焉を迎える流れとなりました。
各地域で県民割が出る場合があるかもしれないので、その場合は恐らく@7000円位の割引額となり効果は高いと思われます。
しかし、それも需要の先取りでしかありません。
残念ながら、コロナ禍を過ぎた日本は増税からの不景気に突入すると思われます。増税が無くても不景気になります。
これまで平日を支えてくれていた年配層も、年金の減額や保険の自己負担増などで、旅行回数は減るでしょう。
コロナ禍でもバリバリと新商品を開発してきた宿は生き残ると思いますが、何もしてこなかった宿は苦戦する事でしょう。
今からでも遅くないので、早く手を打つことが生き残る唯一の手段です。