所詮GOTOキャンペーンは予約の先取り:新型コロナウィルスによる観光不況に打ち勝つ(8)

㉒GOTOトラベルキャンペーンは幻

新型コロナウィルスの急拡大により一部地域でキャンペーンの新規適用停止が発生する模様です(2020/1124現在)現時点では札幌や大阪がその候補となっているようです。

GOTOトラベルキャンペーンの地域共通クーポン15%が適用になった10月から急激に旅行者は増えて、全国各地の観光地は賑わい、宿泊施設も以前以上の賑わいとなっていました。

私が関わる宿でも、昨年対比20%アップ、50%アップなど急激な売上増に人員配置が間に合わないという宿が多かったです。

しかし、忙しさと売上が上がった事に気を良くしてみなさんが忘れていることがあります。

今の売上は幻ですよ。

でも、ずーーーーっと続いてもらいたいし、続くかもしれないと思っているんでしょうけど、絶対にこの流れは続きません。

各地の宿を転々としている私だからこそよく分かる事は、

「普段観光地にいるお客様がいない」

のです。

1泊2食、1人35,000~の宿にジャージで来るお客様がいるのです。(そうですよね?)

そんなことは今まで滅多になかったことです。もちろん高級なジャージもあると思いますが、そのようには見えませんでした。

そうです。今のお客様は幻なんです。

実質50%OFFになってから急に勢いが出てきましたよね?

高い部屋から売れるようになりましたよね?

普段売れない追加料理がぼんぼん売れたりしてますよね?

それも全国各地で。

こんなことは、景気後退している国で起こるなんてないのです。

すべて幻です。

㉓「急に上がるということは、急に下がり得る。」

「急に上がるということは、急に下がり得る。

は、私の経験値の中でもそのような場面はたくさん見てきました。本来であれば売上はじわりじわり昨対比10%アップ位を繰り返すのが一番良いのです。しかし、資金繰り的に売り上げ急増を望む場合はそれなりの施策を行いますが、急減する可能性を含んでいます。

簡単に言うと、急増する理由は内部要因ではなく、外部要因であることが多く、実力(経験値)が身についていないので、売上を維持することができず、外部要因が終わると、元に戻るのです。

そういう幻の急増期に調子に乗って、設備投資をしたりすると、会社ごと誰かに取られてしまうのです。それを買い漁るのが伊東園だったり、湯快リゾートだったり、大江戸温泉だったりしますよね。

今回も当然のことながら、じーーーーーっと離れたところから見ている事でしょう。部屋やお風呂を直したら、ゆっくり近づいてきて、パクリです。

当社コンサルティング先には、7月から言い続けていることがありました。「急に上がるということは、急に下がり得る。気を抜かずに5月、6月の状況に戻った場合を考えて準備しましょう。」です。

悪いことに、予感的中です。

しかし、「人員は絶対に増やしてはいけない」、「今いる人員で1.5倍のお客様に対応しましょう」を守っている宿では、不安は小さく抑えられていると思います。

タイトルの通り、今回のGOTOキャンペーンは悪い癖をお客様に植え付けてしまうかもしれません。それは、半額の感覚です。正当な料金を払うに払えない感覚が身についてしまうのかもしれません。そうなると大変です。

商売には原理原則があります。それを守ることが長期的経営には非常に役に立つのです。「急に上がるということは、急に下がり得る。」も原理原則の一つです。

よく覚えておいてください。

㉔幻が消えてからが本番

GOTOトラベルキャンペーンは当初予定は1月末で終了、それが3月末、5月GWまでなど色々憶測が流れていますが、このまま感染者が増えて医療がひっ迫した場合、緊急停止が起こるかもしれません。

その時どうしますか?売上が急に上がり過ぎて、資金繰りの不安は解消されたとか金融機関に口が滑っても言ってませんよね?

100年に1度のイベントの最中です。過去100年内の知見は役に立ちません。重々に重々が何度も重なるほど気を付けないといけないのです。

もし某国会議員の二階さんが代替わりでもしたら、観光業への厚遇はなくなりますよ。準備はできていますか?

コンセプト創研オンラインサロンでは、度々申し上げているのですが、今からでも遅くないのでSNSを強化しましょう。コロナに強い20代、30代が活用しているインスタグラムとYOUTUBEです。インスタグラムはスタイルを統一して場得る写真をアップしまくりましょう。YOUTUBEは自社チャンネルを開設して、最初の一本を投稿しましょう。できなければ当社にご相談ください。色々やってますので。


忘れてはいけない【順番】は、

日常のスーパー(家庭内飲食)→近場の飲食店→混雑する駅ビルの飲食店→地方の観光地や飲食店、宿泊施設への日帰り→宿泊を伴う観光や宿泊です。

こんなに宿泊業は遠いのです。だからこそお客様に近づきましょう。近付くとお客様がそこにはいたりします。冷静に見つめましょう。そして、安近短を忘れずに。


コンセプト創造研究所では、無料経営相談を受け付けています。お気軽にご相談ください。きっと改善の糸口が見つかるはずです。

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