戻す×、変わる〇:新型コロナウィルスによる観光不況に打ち勝つ(1)

①戻そうとすればするほど悪化する経営状況

今回から、備えるシリーズを終焉し、打ち勝つシリーズを開始します。備えるシリーズにおいては、概ね準備するべきことは金融機関対応以外は網羅したと思います。詳細部分はあまり触れておりませんが、不明点がある場合はメールフォームからでもお問合せ下さい。

さて、もうだいぶコロナ不況にどっぷり浸っていると思いますので、ここから回復基調へ進む上で、知っておくべきことを記していきたいと思います。

最近、宿以外にも飲食店経営者の方からも相談を受ける機会があって、お話を伺うのですが、皆さん一様に「戻す、戻す、戻す、戻す」の連呼をされます。当然、売上は戻さないといけないですし、雇用を戻す経営状況を戻すなど戻す気持ちは分かるのですが、経営コンサルティング的に考えるとそれは「アウト」です。

経営を立て直す際に、最初に「デューデリジェンス」という言葉の行動をします。よく、「デューデリ」と言ったりするのですが、簡単に言うと、「状況分析」です。

それぞれの会社の状況を見ないと、何が良くて何が悪いのか分からず、どこからどのようにどのようなスケジュールで手を付けていけば良いのか分からなくなります。

なので、経営コンサルティングにおいて、「デューデリジェンス(状況分析)」は最重要事項となっています。

状況分析において、非常に重要な項目に「外部環境把握」と「内部環境把握」があります。外部環境とはその会社を取り巻くすべての要素を浮き彫りにして、それぞれを分析します。

例えば、社会情勢だったり、その時期の景気、地域の状況、業界の状況、金融機関との状況、旅行エージェントの状況などです。内部環境とは、社内の事です。経営者、社員、経営状況、現状の営業戦略など社内にあるものについてです。

現在のコロナ不況下においての、外部環境は2019年末頃とは大きく異なっており、土台が違うのです。土台が違うから、その上に乗せた経営戦略や手法は役に立たないのです。

だからこそ、飲食店や宿泊業の多くが売上1割前後に低迷しています。

外部環境が大きく変わったのに、2019年にやっていた経営手法に

戻すからいけないのです。

変わらないと

この期に大儲けしてやろう!売上を以前通りに戻さないと!

と思ってはいけません。

何度も言いますが、外部環境が変化しています。

この時期にすべきなのは、生き抜くこと。会社を潰さないこと。

これに尽きます。

潰れないためには、この2年間変わり続ける事です。

恐らく2~3か月ごとに外部環境ががらがらと変わっていきます。2年後位にはワクチンができて平時に元通りなんでしょうが、それまでは辛抱の時期だと思って、変わり続けるしかありません。

上記の動画は、料理店のシェフが出張サービスに登録したという内容ですが、素晴らしいと思います。人材不足で相当良い給料を得ていたと思いますが、プライドを捨てて出張料理人とは見上げた方です。この機に新しい道を切り開くタイプの方だと思います。

宿泊業はこのインバウンド景気で、少し楽をし過ぎたのかもしれません。今、楽をし過ぎた宿から苦境に喘いでいます。政府の助成金や補助は期待できません。自力で道を開くしかありません。まずは一歩を踏み出すことが重要です。何か見つかるはずです。

色々考える上で、コロナ不況期で一番重要な思考があります。それは

「安近短」

です。安全に、近くで、短時間に。

今後この打ち勝つシリーズでは、皆さんが忘れないようにメモし続けていこうと思います。頑張りましょう!


忘れてはいけない【順番】は、

日常のスーパー(家庭内飲食)→近場の飲食店→混雑する駅ビルの飲食店→地方の観光地や飲食店、宿泊施設への日帰り→宿泊を伴う観光や宿泊です。

こんなに宿泊業は遠いのです。だからこそお客様に近づきましょう。近付くとお客様がそこにはいたりします。冷静に見つめましょう。そして、安近短を忘れずに。


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