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中小企業診断士の先生が作った経営改善計画を見せられて

以前に当社がサポートさせて頂いたあるお宿様から再度のご相談のご連絡があり、一緒に経営改善計画書(案)のファイルが添付されていました。

嫌な予感がします。

当社がサポートさせて頂き1年目に昨対比20%売上が伸びて、その後もぐんぐん売上が伸びそうな感じがしていましたが、幹部社員の「伴さんに言われても絶対やらない」が横行し売上が横ばいに。そして、当社からコンサルティングの停止通告と、ありがちな流れを辿ってしまったお宿様です。

当社はお客様に喜ばれるためにすべきことや売上をアップする術を心得ていますし、経営が傾かない為にすべきことも心得ています。しかし、実行されないと結果は生まれませんし、社内ポジショニングのための 「伴さんに言われても絶対やらない」 は会社を傾かせます。

そのような硬直した状態はかえってマイナスに働くので、当社はコンサルティングを停止させて頂きました。

当然、このような状態は起こり得るので十分幹部社員さん達へ配慮してサポートさせて頂きますが、へそを曲げてしまう方はどうしても存在します。

さて、計画を見てみると計画ゼロ期(今期)の売上が当社が関わる前年度売り上げと一緒になっていました。大変残念ですが、ある意味予想できた数字で、経営が安定するまで当社が関わらせて頂くというのは、このことを言っています。

たまに経営相談をされる会社の方から、数カ月で必ず黒字にするコンサルティング会社があると聞きますが、そんなのは簡単なことです。数字をいじればすぐに黒字です。役員報酬を極限に削って、人員を削って、食材原価を削り、無理やりコストダウンして黒字企業完成です。

しかし、そんなことは一時的なことで、すぐにリバウンドします。

難しいのは何年も売上を伸ばせる商品を作って、それを売る術を教えて、コスト削減に頼らず、売上の上昇で経営を安定させることです。

さて、

そんな気持ちを持ちながら資料に目を通すと、予想通りの数字合わせ資料で愕然。

毎度思いますのが、中小企業診断士さんは大変難しい試験を通って、公に経営コンサルタントと言える立場なのにもかかわらず、いい加減な経営計画しか作りません。これまで三桁以上の中小企業診断士さんにお会いしてきましたが、なかなか難しいなと思いました。実務経験が無さ過ぎて具体性から数字を作ることができないのです。数字から実務を作ろうとするから絵に描いた餅になるのです。

恐らく2年もいうことを聞いてくれれば、地域一番の宿に激変できると思いますが、まずは計画の見直しからだと思います。

決してすべての中小企業診断士さんにお会いしたことがないので、一概なことを申し上げておりませんが、いい加減な計画を作って、「やるのは結局あんた達」という気持ちが許せないのです。

無理な計画は、日々の改善に無理をかけてきます。何度もそんな計画に苦しんでいる会社を見てきていますので、経営計画の策定は慎重に!

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