HIS、通期連結業績予測で最終利益を9割減に修正、熊本地震でハウステンボスに影響、欧州のテロなど逆風で

エイチ・アイ・エス(HIS)は2016年12月9日に発表する2016年10月期(2015年11月1日~2016年10月31日)通期連結業績について、下方修正を発表した。

5月にも熊本地震や欧州のテロの影響、さらに燃油サーチャージの減少、訪日客の購買変化によるコミッション収入の減少を理由に、最終益が約6割減の46億円となる下方修正をしていた。今回の修正値は前回予想をさらに下回る94.2%減の2億6700万円とした。

  • 売上高:5237億500万円(前期実績:5374億5600万円、前年比:2.1%減、前回予想との増減額:112億9400万円減)
  • 営業利益:142億7400万円(前期実績:199億7000万円、前年比:24.9%減、前回予想との増減額:47億2500万円減)
  • 経常利益:86億4800万円(前期実績:226億8500万円、前年比:48.2%減、前回予想との増減額:80億5100万円減)
  • 当期純利益:2億6700万円(前期実績:108億9000万円、前年比:94.2%減、前回予想との増減額:43億3200万円減)

売上高と営業利益については、旅行事業での欧州諸国でのテロの影響とハウステンボスにおける熊本地震の影響が、それぞれ想定以上に長期化したと説明。これに加え、想定以上の円高による外貨建資産の評価損が経常利益に影響した。為替差損は前回発表では約34億円(1米ドル110円)だが、今回は約67億円(1米ドル104.円82銭)となった。

なお、HISは前期、旅行、ホテル、テーマパークの各事業で営業利益が2ケタ増を記録するなど、過去最高の業績だった。しかし、2016年10月期は第1四半期から減収減益となっていた。

 

トラベルボイスより転載

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