星野リゾート、沖縄本島など新規計画発表、「星のやバリ」開業日も決定

星野リゾートは今年から来年にかけての新規開業や施設リニューアルの情報を発表した。新たな建設計画としては、沖縄読谷村で新規案件が進行。また、2017年4月に静岡県伊東温泉に「星野リゾート 界 アンジン」を開業する。その他、「星のや バリ」の開業日決定や改装計画など、発表内容をまとめた。

星野リゾートが展開する施設数は、現在のところ3ブランドで全36施設。星野代表は、今後も施設の拡大に意欲的だ。この理由について、界ブランドを事例に説明した。

「界」ブランドは、現在全国に14施設を展開、将来的には30施設にすることを目標に掲げている。約50室の日本旅館が30件になることで、客室数は1500室に。星野代表は、その規模感のホテル経営では1か所に施設が集中しているよりも全国に分散しているほうが「経営的にリスクを分散できる」と話す。

「日本で1年間の観光消費額は変わらない。旅行需要は安定して存在しているが、災害などのリスク分散するときに各地にもつことで稼働が安定する。災害時に一時的に稼働が下がっても、他の施設で稼働が上がることがある」との考えだ。

拡大を目指す星野リゾートが今回発表した新規施設とリニューアル計画などは以下のとおりだ。

沖縄本島に新規プロジェクト、来春には具体的な計画発表

この発表は、このほど開催されたプレス発表会で行われたもの。沖縄本島の案件については、現在のところ土地の測量などが始まったところで、詳細な計画は今後決まってくるという。同社代表の星野佳路氏は「人気のあるリゾート(沖縄本島)に、これまでなかったことが課題だった」と明かし、来春の発表を目指して具体的な計画を進める方針を説明した。

伊東に2軒目となる施設「界 アンジン」を開業

伊東温泉「界 アンジン」を2017年4月13日に開業。この施設は、同社が「アンジン」の名称で運営していた施設を全面改築し、界ブランドとして新規開業するもの。星野代表は、新築で新たな耐震基準に沿った旅館を開業できる点を強調し、「大変いいホテル」と自信を見せた。

同施設は、伊東市内で2軒目、界ブランドで14施設目となる施設。地上8階、全室から海をのぞむ45室、最上階の大浴場からは海を眺む。江戸時代に幕府に仕えた英国人航海士・三浦按針の名前に由来し、船や船旅をテーマにしたデザインが特徴だ。内装デザインは、星野代表が「いつかご一緒したかった」と話すスーパーポテトが担当した。同社は海外有名ホテルのデザインを数多く手掛けてきており、今回も“マリンアンティーク”をコンセプトに船の廃材などを活用したといい、個性的な温泉宿になりそうだ。

8階のサンブエナデッキがこの施設デザインを象徴するもの。空間自体が船の甲板をモチーフに設計し、オープンエアで海を臨む。

8階のサンブエナデッキがこの施設デザインを象徴するもの。空間自体が船の甲板をモチーフに設計し、オープンエアで海を臨む。

「星のや バリ」がいよいよ、開業日は2017年1月20日に決定

海外で2軒目の星のやブランドとなる「星のや バリ」の開業日が2017年1月20日に決定した。2014年9月のオープン予定から約2年半遅れてきたが、いよいよ開業日を迎えることになりそうだ。

同ホテルは、森のリゾートといわれるウブド地区に3ヘクタールの敷地に全30室をヴィラタイプとした。ヴィラタイプの客室間に運河が流れ、そこがプールに。客室から直接プールに入ることができ、各部屋には専用のプールラウンジなどを用意した。1泊1室7万円から。

リニューアルでは、「リゾナーレ八ヶ岳」が2017年1月から3か月の休業で全室改装。「界 箱根」では、大人の女子旅をコンセプトにした新客室や露天風呂付客室を新設。新規開業とともに、既存施設にも投資を継続していく方針だ。

トラベルボイス編集部 山岡薫

トラベルボイスより転載

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