【宿プロデュース:考】 宿泊プランの作り方④

前回の
は、宿泊プランの作り方をメインテーマに、
・宿泊プランを作ったら実際に泊まってみましょう!
・宿泊プランは足し算ではなく、掛け算ですよ!
という内容でした。
これだけ、プラン販売開始前に実際に泊まってみましょう!と言っているのに
なかなか販売しっぱなしのお宿が大変多いので、今回は
実際に泊まったらこんないい事があったという例をご披露したいと思います。
このお宿さん(A宿)では、たけのこを使った料理を毎春にお出ししておりました。
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しかし、季節の食材を使った料理にもかかわらず販売は振るわず、低価格の普通の
会席料理プランが圧倒的に人気になっていました。
人気なのは良いのですが、課題になっていた予約単価の向上は図ることが出来ないため
付加価値の高い宿泊プラン造成が急務になっていました。
私は商品に問題があると判断し、宿泊プラン作成のオーナーさんと二人で実際に宿泊して
プランを体験してみました。
そこで分かったことが2つあります。
(1) 鮮度抜群と言っているが、新鮮感を感じられる料理がない
(2) 料理を食べておしまいでは、街中の和風レストランと大きな違いがない
この問題を解決することが販売増進に直結すると考え、商品開発を進めました。
(1)の鮮度の問題です。鮮度が良いものと悪いものを伝えても、お客様は「だから?」と
なってしまいます。そこで、鮮度を直接感じて頂くために自分で食べるたけのこをお客様に
掘って頂くサービスにしました。
これによって(2)の料理を食べておしまいではなくなり、同時にお土産に大人1人あたり1本
無料でお付けさせて頂きました。(毎日にょきにょき出ているのでOKです。)
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料理に使う分のたけのこと自分の持ち帰り用のたけのこ。
美味しいたけのこを探してウロウロしているうちに、若竹の鮮やかな色合い
見たり、たけのこの成長の早さ土の美味しい香り山の食材の豊かさを感じて
頂いたお客様の反応は抜群でした。
汗をたっぷり流して、いいお風呂に入って頂いて、疲労感を少しだけ感じながら
食べるたけのこ会席料理。マズイわけがありません。
評判が抜群でしたので、外部サイト販売からは外しリピーター専用のプランとしてメルマガや
ダイレクトメールでの販売としたところ、リピーターのお客様の紹介もあって低価格の
会席料理プランを抜かして一番人気プランとなりました。
このように、実際の宿泊してみると色々なことが見えてくるのです。
しかし、私が関わるお宿様もご相談頂くお宿様もほぼ100%のお宿様で、
プラン作成者の宿泊は行なわれておりません。
はっきり申し上げましょう。
だから売れないのです。
ラーメン屋さんで一度も味見をせずに、野菜や果物や豚骨を入れたスープをお客様に
提供する店がありますか?
そんな店は絶対に流行るはずがありません。
でも、わかります。
宿泊しても、作成者意識が入りすぎて客観視が出来ないということは否定しません。
それでも、宿泊しなければいけないのです。
なぜなら、味見もせずに商品を提供するお店なんて無いからです。
宿泊業は料理を提供するだけで完結しません。
チェックインの前から、チェックアウト後の余韻まで宿の商品です。
それでも、問題解決の前の問題を見つからない方はご相談下さい。
解決の道が見えると思います。
※上記情報はA宿様のご好意で情報公開させて頂いております。ありがとうございます。

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