五分七秒でログハウスを建てる方法
公式HPに手を付ける。
私が関わるほとんどのお宿さんで発生する事案です。
大抵の場合が構造的に”売れる状況にない”が多数です。
『でも、、、あんなにお金をかけたんだし、すごいカッコいいHPになっていますよ。』
そうなんですね。
みんなどれもこれもすっごくカッコよくて、良くデザインが施していて、
?『あっ。この宿はちょっと違う!』
とお客様に思わせるHPになっているのです。
でもーーーーーーー、
ダメなんですねー。
いくらカッコよくても、売れなければ意味ありませんよね。
どんなに美形で、背が高くて、かっこいい人でも、無職で夢も希望もなくふらついている
人には魅力はありませんよね。
そんな感じなんです。
最後の目的地である、予約ボタンに到達しないんです。
例えば、想像してください。
コンビニに入るとすぐ横に会計カウンターがありますよね。
そのカウンターが一番の倉庫入り口の横にあって、
カウンター上のおでんがある場所にコピー機が置いてあって、
書籍コーナーを分断するように中央にトイレ入り口があって、
お弁当コーナーの横にシャンプーなど生活雑貨が置いてあります。
ドリンクコーナーは、種類別ではなくユニクロのように色別に
置いてあって、ビールも同じく色別に置いてあったらどうですか?
どうですか?
買いやすいですか?
おかしいですよね。
でも、こう言う事が公式HPでたくさんあるんです。
えっ?ここにこれ? えーーーーっ!!
っていう作品がたくさんあるんです。
多くがデザイン(装飾)はしっかりしているのですが、
何をしてもらいたいかが明確ではなく、
お客様的には ”ざーーーっとデザインを見せられて終了”
というのが感想でしょう。
それは、デザイナーさん的な視点からすると、お客様の思考的動線を引こうとすると
デザインが壊れてしまうので、綺麗に見せることを優先させて起こるようです。
では、公式HPを自分で作ればいいのか?
その答えは、 YES!
自分で作れば当然問題ありません。
でも、作れませんよね。
ワードプレスやホームページビルダーを使って作るのもいいのですが、
そうなると写真のクオリティ勝負になって、今度は 『写真が・・・』 と
なってしまいます。
ではどうするか?
それは、自分で概ねの構想を練った上でHP会社さんに発注すればいいのです。
まずは、こんな事を考えてみてください。
① 当館の一番の売りは何?
② 当館の二番目の売りは何?
上記を明確にした上で、
ポストイットでも、メモ帳の切れ端でもいいので書いてみましょう。
この次は、
【旅館プロデュース:考】 公式HPってどう作ればいいのか②
でご紹介しましょう。
こうご期待!