外国人客を招こうと政府が躍起ですね。
多方面にわたってこの政策は必要なようです。
外国人客を招くにあたって宿泊施設の存在は大変重要なものになります。
では、外国人客を積極的に集客するには何をすれば良いのか?
よくあるご質問です。
そもそも、外国人客と日本人のお客様の差は何でしょうか?
肌の色? 食べ物? 言葉? 文化?
そうです。多種多様な違いがあります。
日本人のニーズと外国人のお客様のニーズというのは違うものです。
まずお客様が来なければ、英語も中国語も韓国語もありえませんので、
お客様が来てくれることを考えなければいけませんよね。
どうやったら海外のお客様はきてもらえるのでしょうか?
SUKIYAKI ?
TENPURA ?
NINJA ?
なんでしょうか?
そうではないですよね。
以前と比べて、日本に来ようというお客様はそこそこの情報量を持ってきています。
とりあえずは、外国人のお客様がたくさん来ている場所を考えてみましょう。
東京 京都 大阪 北海道
外国人の有名観光地としてはこんなところでしょう。
それぞれ見どころがあるのですが、、、
地方の観光地でこれを真似しようとしても、なかなかお客様が来てくれる
状況に繋がることは難しかったりします。
なぜでしょう?
・・・・・・・・(黙)
なかなか答え出てきませんね。
浅草浅草寺には外国人がたくさん来て、地元にあるほにゃらら寺には居ない。
それは東京と田舎の観光地の違い?
と思ってはいけません。
長野県の地獄谷のスノーモンキー(SNOW MONKEY)をご存知ですか?
http://www.jigokudani-yaenkoen.co.jp/index.htm
この時期に日本に来る外国人のお客様に大変有名な観光地です(よね!)。
海外のTV局BBCやナショナルジオグラフィックや雑誌LIFEなどの表紙
を飾ったりと、海外でのマーケティングが成功した例です。
『 うちの街にも農作物を荒らす猿がいるから、そいつらを観光の目玉に・・・ 』
ではいけません。
既に日本の猿ブランドは地獄谷のスノーモンキーがほぼ握っていると言って
いいでしょう。
『 いやいやいや、頑張れば・・・・』
でもないです。
考えてみてください。
アメリカでカジノと言えば?
リノ? インディアン?
どれもアメリカ国内では有名なカジノのメッカですが、
日本では無名です。
そうです。アメリカのカジノ 世界のカジノと言えば
やっぱり ラスベガス なのです。
これは長年ブランディングに従事したラスベガスの努力の成果なのです。
一緒です。
外国人(特に白人層)が日本の猿の名所と言えば 地獄谷なのです。
あーーーー、たくさんいる畑を荒らす猿が使えない・・・・
では、どうすればいいのか?
さぁ インバウンドマーケティング重要なのは、イメージなのです。
ワンショットで魅了できる素材探しが必要です。
例えば、この眺めはどこでしょうか?想像してください。
そうですよね。グランドキャニオンですよね。
グランドキャニオンに興味がある方は、この眺めを見に行くだけで納得するのです。
キャニオントレイルや川下り、キャンピングなど様々なアトラクションがあるのですが、
それは置いておきましょう。
そこまで海外のお客様は一度に情報は入りません。
たくさんの情報量を提供しすぎるがあまり、イメージの焦点がぼけてしまい
凡庸なものになりがちです。
いいのです。
ワンショットのインパクトで。
ワンショットの写真で 『 ここに行きたい! 』と 思わせるのです。
でも、、、、海外の人が何を魅力的に思うのか分からない・・・
という方は多いです。
私のおススメは、
海外からのお客様の立場に立って考える方が一番手っ取り早いです。
例えば、ハワイやオーストラリア、ヨーロッパなどの海外に観光者として訪れてみる
のはいかがでしょうか?
百聞は一見にしかずとはよく言ったものです。
抜群の効果ありますよ。
では!