旅館 売店 販促
が、当社HP&ブログの訪問キーワードで人気です。
よく分かります。
売店ってフロントや玄関の近くに配置されていて、そこそこの面積を持っているので
目立ちますし、売店という名前だけあって売れないと意味がないのですよね。
『 でも、なかなか売れなくて・・・・ 』
というお話はよく頂くので、
まずはクリアしなければいけない最低条件をご紹介しておきます。
① お客様の中に旅行でお金を使いたい!と思っているお客様はたくさんいます
何を言っているの? と思われる方は東名自動車道のサービスエリアに
日曜日の夕方5時頃行って見てきてください。
例えば、海老名SAの下りで良いでしょう。
そこで、観光地に行ってくたくたになっている状態で、お土産を買い漁っている
お客様の姿を見てください。
そこそこ高い売店商品もポンポン売れています。
『 当然、900万人も利用するサービスエリアであれば何でも売れるよ! 』
と思ったらいけません。
毎日100万人の乗降客のある池袋駅近くであればどんな商売でも成功する
という誤解と一緒になってしまいます。
立地性は当然ありますが、売れないものは売れないのです。
売れるものは立地的不利でも売れます。
立地的不利で言うのであれば、山形県酒田市にある平田牧場の販売店は
あそこまで絶対売れません。酒田市人口は10万人しかいません。
http://www.hiraboku.info/shop/buppan/
商品に吸引力があれば、遠くからでもお客様は来てくれます。
特に、旅行という特性上、お金を使ってストレスを解消したいというお客様はたくさんいます。
この部分をクリアしなければ、前に進みませんので最低条件に入れます。
これは大事です。
売店の改善をする際は、この状態(悪化した状態)の逆にしなければいけません。
逆(好転)にさせるには、悪化した状態とはなんぞや?を知らなければ逆にはいきません。
例えばですが、お祭りでたこ焼き屋さんが2軒並んでいて、
片方が10人並んでいて、もう片方が1人しか居なかったらどちらに並びますか?
1人待ちのたこ焼き屋さんに並ぶあなたは相当なグルメです。
多数派で考えると、10人並んでいる店に並びます。
売れている売店には、お客様を吸い寄せる何かしらのパワーが眠っているのです。
売れていない売店には、お客様を遠ざける何かしらのパワーが眠っているのです。
かといって、売れている売店の商品を並べても意外と売れないのです。
ちょっと難しい感じなってしまいましたが、これは本当のことです。
それっぽく並べても、売れないものは売れないのです。
売れる売店にするための方法の本質は、
売れていない売店にしないことです。
③ お客様は納得しないと買わない
また当たり前のことですね。でも、大事です。
納得しないと買いませんよね。
『 納得しなくても買い物するよ! 』
というケースもたくさんあります。
しかし、喉が渇いてコンビニに入って店員さんに、
『 すいません。何でもよいので飲料を選んでください。 』
と言えますか?
自分の喉が渇いている状況や、自分の好みなど全く知らない人に選択権を預けられますか?
具体的に考えてみると、意外と出来ないものです。
なぜなら、選んでもらった飲料を自分が納得しないかもしれないからです。
売れる売店にするためには、
お客様を納得させればいいのです。
以上の3つは最低限クリアしなければいけません。
で、何をすればいいの?
とお思いですよね。
陳列方法やPOPの作り方、レイアウト、商品構成、照明計画などなど
たくさんあるのですが、書けません。。。
書いても良いのですが、どうしても文字は意思の一片しか伝えられないという部分が
あります。
(以前にブログで改善例の一端をご紹介したところ、真似をしてみたが
全然効果がないと言われて、確認のために売店の様子を写真で拝見したのですが、
書いてある主旨が曲がって伝わっていたようで反省しました。お詫びに少しアドバイスさせて
頂きました。)
もし売店にご不安があれば無料相談ページからお問い合わせください。
初回無料です。改善のきっかけになると思います。
または、勉強会に来ていただく方法もあります。
売店についての販売方法が???というお宿様が多いようなので、
来年1月頃予定の「いい宿」の作り方勉強会 in 伊豆②では
売店の活性化についてレクチャーしてみようと思っています。
「いい宿」の作り方勉強会は実践的手法をお伝えする会と、
実践的手法を行う前に考え方を学ぶ会の2バージョンあります。
前回の伊豆ではコンセプトの創り方についてレクチャーしましたので、
今回は実践編です。
「いい宿」がもっと広まりますように!