先日あるお宿様で、経営者の方とお話しした時に出てきた話題です。
『そういう発想もあるんですねー』 と感心してしまったので、題材としました。
その宿の社長さんは、
『 伴さんと付き合って1年弱だけど、色々変わった。
ロビーの雰囲気も変わったし、社員の表情も変わったし、
何よりお客様の顔が変わった。
以前は、チェックアウトの時に笑顔は見られなかった。
最初に、伴さんと一緒に『絶対変わるぞっ』って叫んだ時、
この人に付いて行って本当に大丈夫かって心配したけど、
会っておいてよかったと思っている。
伴さんに散々ダメ出しをされて最初はうんざりすることばかり
だったけど、今考えると「やらなければいけない事をやらなかった5年間」
をコンサルフィーを支払って買ってる気がする。 』
お酒を交わしながらこんな会話をさせて頂きました。
我ながら『過去の時間を取り戻している』というイメージより、
『未来を作っている』というイメージが強かったので印象に残りました。
以前、いい会社の法則実行委員会の勉強会でもこんな内容を学びました。
やらなければならない事をしなかった過去には、
残念な未来(あるべきではない未来)がやってくる。
やらなければならない事を行った過去には、
明るい未来(あるべき未来)がやってくる。
明るい未来を望むのであれば『今』を変えなければいけない。
『今』を変えるには、過去を見てやらなければならない事を『今』から始めるしかない。
でも、やらなければならない事を見過ごしてきた人が、『今』それを実行できる
ことはほとんどない。なぜなら、できるならもうすでにやっているはずだから。
だから、コンサルティングを行う支援者の人は、明るい未来(あるべき未来)を
示して、実現できるように支援指導しなければならない。
残念ながら過去5年間の代償は非常に大きかったと思いましたが、
現在このお宿様は飛躍的に改善されています。
まだまだ道半ばだと思いますが、明るい未来(あるべき未来)の兆しが
社員さんの笑顔、お客様の笑顔、経営者様の笑顔から感じ取れます。
自画自賛風な話題であまり好きではありませんが、
『過去と向き合い、明るい未来を目指す』
という大切なことを忘れてはいけない、というメッセージをお届けしたかった
ので題材とさせて頂きました。
消費税8%まであと6か月、消費税10%まであと2年。
あっという間ですよ。
※ いい話題だったのでクライアント様に許可を得て、掲載しております。