2万人リストラ?
どうも最近の会社おかしくなっている気がします。
日本の経済をリードすべき大会社の多くが、
バッサリ、バッサリ
を繰り返すここ数年。
http://e-kaisya.co.jp/seminars/
先日の『いい会社』の法則実行委員会 首都圏勉強会で
講師の牧野 公彦さんが
『上場企業で利益を出すのは簡単。バッサリ人員カットすれば
良いだけのこと。でもそれをやってもよいのかどうかが問題。
そのような事をしても企業も社員も幸せになれない。
誰のための会社なのかを考えなくてはいけない。』
とおっしゃっていました。
本当に上場企業の経営陣の方々は、
社員の方を思っているのでしょうか?
『早期退職者制度があって会社もリスク負担するから、、、』
『経営陣は給与20%するから、、、』
でも普段工場に顔を見せにも来ないのに、
テレビで見る時いつもこう言ってますよね。
『株主様の利益の極大化を図ります!』
『株主様のため、株主様の為、株主様の為、、、』
こう言われては、
『誰の為の私(社員)?』
『誰の為の仕事?』
と思うのが自然です。
株主の幸せ(利益)の為に奔走しても、その利益を出すのは
所詮社員の皆さんの力の集合でしかありません。
株主様の力を集合しても、何も生まれません。
人の振り見て我が振り直せ
という素晴らしい言葉があります。
特に、人力に頼るサービス業は社員の幸せを
忘れてはいけません。
旅館では人材確保が難しいとよく言われますが、
数人の社員募集に数千人が履歴書を送る会社を
見てみましょう。
長野県にある伊那食品工業は、
毎年数人の募集定員に数千人が応募する
『働きたくなる企業』です。
表面に見えてこない会社の大切な大切な資産
の存在を考えさせられます。