過去のコンサルティング実績:売上増加分累計 330億6千万円(2025年8月現在)
【旅館再生】売上アップのいちばん簡単な方法、知っていますか?
売上アップの秘訣は、私とたくさん●●すること
●●量と売上は、確実に比例するというお話
先日、当社と契約していただいている十数軒の宿泊施設の売上推移を、
じゃらんの過去2年間のデータをもとに簡単なグラフにまとめてみました。
グラフは非公開ですが、結論から言うとほぼすべての宿が売上アップしています。
ただし、面白かったのは伸び率がバラバラだったこと。

数字を見ながら思い出しました。
「ああ、この宿はこんな施策をやったよなー」
「この社長、よく喋る人だったな〜」
「あの時、一緒にプラン名まで悩んだよな…」
そして、ふと気づいたんです。
売上がぐんぐん伸びる宿には、共通点がある。
それは…
「私とたくさん話している」こと。
- 売上がぐんぐん伸びている宿 → 私と頻繁に会話している
- 売上がそこそこ伸びている宿 → 会話はほどほどで、は伴さんよろしく!
もちろん、契約いただいているすべての宿に対して、
私はなんでも対応しますし、提案もたくさんしています。
ただ、さらに伸びる宿は、本当に“なんでも”聞いてくるんです。
実際にあった質問例(一部抜粋)
- 「楽天のプランを作ったのですが、コメントもらえますか?」
- 「今、お客様が目の前で怒ってるんですが…どう対処すればいいですか?」
- 「ノーショーの連絡、どうしたら角が立たないでしょう?」
- 「座布団の色、変えたいんですが何色がいいですか?」
- 「冷蔵庫の買い替え、オススメのメーカーは?」
- 「新しいスタッフの面接、立ち会ってもらえますか?」
会話の量が増えるほど、私自身もその宿の“奥深さ”や“潜在的な課題”に気づけますし、
経営者さん自身も、話すことで頭の中が整理されていくようです。
会話のキャッチボールから、生まれる“戦略の設計図”
たくさん話すと、こちらからの提案の角度も変わります。
思いつきではなく、その宿の「個性」や「社長のスタンス」にぴったり合った戦略がつくれる。
だから、結果が出るスピードも早い。
「なんでも聞いてくる宿」は、実行までが早いし、修正も早いし、改善も速い。
自然と売上も、右肩上がりになります。

いちばんの“使い方”は、私とたくさん話すこと
グラフを見ながら、改めて思いました。
「当社の使い方で一番効果が出るのは、私とたくさん話すこと」です。
面談しながらが一番良いのですが、電話でも、LINEでも、メールでも、お酒を飲みながらでも構いません。
言葉を投げ合っているだけで、アイデアがどんどん出てきて、
それを実行すれば、結果が必ずついてきます。
試しに、ある宿の月間LINE送受信数と売上グラフを重ねてみたところ、
会話数の増減に、3ヶ月遅れで売上が反応しているという傾向が出ました。
めちゃくちゃ面白い現象です。
古文は赤点だったけど、売上は上げられる(笑)
高校時代、古文と漢文は100時間勉強してもまったく頭に入らず、
3年間ずっと赤点でした。
でも今ははっきり言えます。
「宿の売上を上げる能力は、ズバ抜けている」と。
まとめ:宿には必ず可能性がある
どんな宿にも、まだ表に出ていない「伸びしろ」があります。
それを見つけて、活かすためには――
まず、たくさん話すこと。
毎日を「過去最高」にしていくために。
今日も、明日も、どんどん話しましょう!