その“コンサル費用は高い”は勘違いかも?
宿の未来を変えるのは、タイミーさん1人分の投資だった話。
ある日、とあるお宿様の支配人さんからご相談をいただきました。
「売上がじわじわ下がってきていて、このままでは危ない気がします。
でも、社内では対策のアイデアも出てこず…。
外部のコンサルタントに頼ることも考えているのですが…」
ヒアリングを進めるうちに、現状のままでは売上下降が止まらず、
数ヶ月以内に厳しい局面を迎える可能性が高いと感じました。
結局、当社導入は見送りに…
理由は、「社内のコンセンサスが取れなかった」から。
つまり、コンサルティング会社を入れることに対して社内の理解が得られなかったのです。
「コンサルって高いんじゃないの?」
「効果が出なかったらどうするの」
「自分たちで何とかなるんじゃないか?頑張ろうよ」
こうした声、よく聞きます。
でも、それって本当に“正しい判断”なんでしょうか?
私が過去に経験した「本当に高かったコンサル費用」
実は、私自身も旅館経営をしていた頃、
ある有名なコンサルティング会社に依頼したことがあります。
3か月で6、7回の事情聴取会議を経て、請求の通り1000万円を支払いましたが
返ってきたのは、分厚い資料の山と、月イチの打ち合わせだけ。

どんなに立派な提案書でも、現場を知らず、
現場で実行できなければ意味がない。
本当に必要だったのは、「紙」ではなく「伴走」だったのです。
その経験から、私はこう考えるようになりました。
コンサルの価値は、“一緒に現場を動かすこと”でしか証明できない
コンセプト創造研究所の料金設定は“現場基準”
当社のコンサルティング料金は、
ざっくり言えば、宿泊施設で働くアルバイトや社員1名分の月額人件費と同程度です。

私はよく、こんなふうにお話しします。
「その1人の人件費で、宿の未来は変えられますか?」
「その1人が、リピーターを増やす施策を設計できますか?」
「その1人が、経営幹部の悩みを整理し、戦略を立てられますか?」
実際、ある支配人さんにこの話をしたところ、
そのままのフレーズを会議で使ってくださって、導入が決まったというケースもあります(笑)
これ、営業トークではなく、完全にリアルな話です。
高いのは“費用”じゃなくて、“何もしないリスク”
「外部コンサルに頼るのは贅沢だ」と思われがちですが、
実は“頼らずに何もしないこと”こそ、最も高くつく判断です。
- 社内会議ばかりで何も決まらない
- 数ヶ月があっという間に過ぎる
- いつの間にか手遅れになる
- そして、売上は下がり続ける
これが、私が何度も見てきた「よくあるパターン」です。
コンサル費用は“投資”である
もちろん、当社を選んでほしいという話ではありません。
ただ、費用の捉え方を変えていただきたいのです。
「この費用は、どんなリターンをもたらすのか?」
「未来の予約・ブランド・業務効率・人材定着にどうつながるか?」
そういう“投資思考”で見てほしいのです。
現場を知っているからこそ、リアルに寄り添える
当社は、旅館経営の経験をベースに、
これまで多くの宿の現場に入り、伴走してきました。
- じゃらん・楽天などの予約サイト戦略
- SNS・ブログ・LINEなどの集客導線
- 客単価・LTVを上げる販売構造
- 接客・オペレーション改善
- 現場マネジメント支援
どれも“その宿に合わせて”考え、設計し、実行しています。
最後に:もし、まだ迷っているなら
当社では、SNSやブログ、HPで情報発信を行っております。
(※守秘義務契約の関係で、公開できる内容は限定的です)
本記事では、特に幹部や現場責任者の方々からご相談いただいたときに、
よくお話しすることをまとめてみました。
アルバイト1人分の費用で、宿の未来を変える。
それが、本当に「高い」かどうか――
一度、立ち止まって考えてみてください。