【宿プロデュース:考】新たなる宿泊形態(民泊+スーパー銭湯=旅館・ホテル)

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さて、長期的な視点でというか、3年、5年先の旅行業界の動向が気になる方は、考えておくべきなのが『民泊+スーパー銭湯』という新しい宿泊形態です。

最近の新しいビジネスホテルの多くが、『温泉付』『天然温泉』というキーワードを使っているように、旅行に温泉は欠かせないものとなっています。しかし、温泉を新たに掘ったり温浴施設を作ったりするのは数億円のコストがかかり簡単にできることではありません。

無いものは無いということで今までは売れなかった『温泉』というキーワードですが、新たな民泊の需要で売れないが売れるようになってくる気がします。

それは、タイトルの通り『民泊+スーパー銭湯』というスタイルが何年かかけて定着していくと思います。スーパー銭湯はほぼ固定客で回している状態で、イベント事などが無いとなかなか新規客が増えていきませんが、民泊という新規客で稼いでいる業態とのマッチングが良いのです。

民泊は旅館やビジネスホテルからすると、寝室のスペックは劣っていませんがどうしてもパブリックスペースが無いという部分で劣ります。そこをマッチングの良いスーパー銭湯と組み合わせることで旅館やビジホに対抗できる勢力になりえると思います。

民泊+スーパー銭湯という形態が定着すると温泉が無いビジネスホテルは近隣のスーパー銭湯とくっつけばいいので、どんどん温泉を持つ旅館の優位性がなくなっていく状況になりえるのです。

何よりも最近のスーパー銭湯は優秀で、食事は熱熱をファミレスのクオリティで提供できていますので、納得感は十分にあります。もちろん温浴施設部分は老朽化した旅館などよりもよほど状態は良いのです。

温泉は館内にないといけないという意識が定着しているからこそ、ビジネスホテルなどは館内にコストをかけてでも温泉施設を設置していたわけですが、『多少歩いても良い温浴施設があるならOK』という新たな常識が出来上がった時に、波が起こるでしょう。

要するに温泉が今ほどの価値を持たなくなる時代が来るという事です。温泉を保有することが有利に働いている時代から、良い温泉施設の近くに宿を持つ事が優位性になる時代に変化する足音が聞こえます。

時代は変わります。柔軟に対応できるように準備しましょう。

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