【宿プロデュース:考】民泊、ゲストハウス、期間限定宿、、、また宿泊業界再編か?

会社の状況が変化する理由として、大きく分けると内部環境(社内の状況)の変化と外部環境(社内以外の状況、一般的には他社や業界)の変化がある。

『何で最近お客さん減ってきたんだろう?こんなに頑張っているのに、、、おかしいなぁ。。。』と思われている宿の多くが、実は内部環境の変化が理由なのですが、ときたまに外部環境の変化により大きく業績が変わる場合があります。例えば、近隣に大きな宿があったけど耐震補強工事で半年休んでいたら、急に売り上げが上がったり、逆に全国チェーンの宿が2軒隣にできたとたんにリピーターが離れていったりとです。

約10年前くらいから宿泊業界に起こった大きな外部環境の変化というと、低料金宿チェーンの隆盛です。これまでシティホテル、高級旅館、観光旅館、観光ホテル、ペンション、民宿というように、大まかに料金帯でそれぞれのカテゴリーが守られてきました。

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しかし、それまで上位料金帯グループだったシティホテル、高級旅館、観光旅館、観光ホテルが、低料金宿チェーンの出現により下に引っ張られる形で料金帯が下がっていきました。

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そこで一番大きな影響を受けたのが、ペンション、民宿グループです。休前日や夏休み時期の稼ぎ時に、これまで一つ上の料金グループに居た宿が同じ料金帯に来て、顧客を奪っていきました。
この10年で民宿やペンションといった個人経営の宿の多くが実質営業できない状況に追い込まれました。

では2016年どうなるのか?

大きなポイントとしては、2つです。

1つは、民泊、ゲストハウスの登場。もう1つは、外資系高級ホテルの登場です。

当社HPのトップページからご覧頂ける業界ニュースでも、最近民泊関連の情報が多く出てきていますよね。
http://concept-soken.com/?s=%E6%B0%91%E6%B3%8A

また、他の宿泊業に比べて小さなお金で始められるゲストハウスがクラウドファウンディングなどで話題になっています。
https://camp-fire.jp/projects/search?word=%E3%82%B2%E3%82%B9%E3%83%88%E3%83%8F%E3%82%A6%E3%82%B9

民泊とゲストハウスは料金帯的には、5000円~15000にあるので、図でいうとこの辺に位置します。

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ご覧のとおり、観光旅館や観光ホテルと民宿、ペンションエリアに位置していますね。

そして、外資系高級ホテルの大量出店です。

外資系高級ホテルは一番上に位置するのですが、『そこは関係ない!』と思っていると冒頭にある、

『何で最近お客さん減ってきたんだろう?こんなに頑張っているのに、、、おかしいなぁ。。。』
になってしまいます。

外資系高級ホテルが来ると何が起こるか?
それは、新しいホテル文化を持ってくるのです。

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新しい文化とは上記のような『新しい景色』だったり、『新しいサービス』だったりします。例えば、コンシェルジュサービスなんてこの10年位で急に広まったサービスですよね。これも外資ですし、バレーパーキング(玄関番が駐車場に車を運んでくれる有料サービス)も外資からです。

新しい文化は、上から下にどんどん流れていき、それぞれの料金帯なりのサービスに変化して提供されます。
その波についていけない宿は、負けますし、ついていっても過剰な競争に巻き込まれます。

当社が考えるあるべき宿の形は、そんな新しい大きな波が来ても真っ向勝負せず、自社コンセプトを頑なに守り、新しい波をもコンセプトで染めて自分のものにする。そんな宿作りをサポートしています。コンセプトで経営するとはそういうことなのです。

コンセプト経営を理解して頂く良い機会を設けています。

お時間ございましたらどうぞお越しください。

2016年10月11日(火) コンセプトを軸にする強い会社の作り方セミナー

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