【宿プロデュース:考】 集客につながるご当地グルメの作り方

ご当地グルメって地域観光に彩りを加えるプラスアルファとしていいですよね。観光集客にも役に立ちます。

これまで私は旅館ホテルさんにお呼ばれして、様々な観光地を巡って色んな種類のご当地グルメを食べてきました。
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例えば、大きなダムがあればみんなダムカレーですし、ハンバーガー系は定番で何でも挟んじゃいますよね。何とか丼も昔からの定番でなんでも乗っけちゃいます。
どれも地域の特色を生かした特徴的なグルメです。

でも、その地域に行ってみるとご当地グルメで賑わっているかというとそうでもなくて、あくまでもご当地グルメは観光地の脇役扱いで、「行ってみたらご当地グルメって言うのがあって、せっかくだから食べてみた」というお客さんが多いと思います。

B-1グランプリで優勝すると全国的に有名なご当地グルメになり、地域観光の目玉になったりするのですが、B-1グランプリという特性上「人気の出やすいご当地グルメ」がグランプリに輝きやすい傾向があるように見えます。年1回のイベントですので、優勝すれば1年間の集客期間を得ますが、優勝できなければまた次の年までお預けです。

そんなことよりもほぼ全人口的にインターネットが普及した時代ですので、SNS(ソーシャルネットワークサービス)を利用した情報拡散を目指す方法が、時代にマッチしているようです。

では、SNSを経由してどのように拡げていくか。答えは、写真にあります。

代表的なSNSにTwitter、FACEBOOK、instagramなどがあります。どちらのSNSも展開しやすい方法として、印象的な写真を掲載する事があります。

しかし、どんな写真でもアピールできるかというとそんなことはなく、群雄割拠のSNSです。並大抵な写真では身内しか知らないご当地グルメになってしまいます。

そこで、ポイントをご紹介します。

① 大きくする

その名の通りです。例えば、埼玉県秩父市の「わらじかつ丼」は、丼から大きくはみ出るかつが名物です。
「わらじかつ丼」を見てみる(リンク)

② 長くする

またその名の通りです。例えば、福島県の大内宿の「高遠そば(ねぎそば)」は、通常刻む長葱を箸代わりに使い葱を食べながらそばをすすります。
「高遠そば(ねぎそば)」を見てみる(リンク)

③ 多くする

またまたその名の通りです。例えば、ご当地になるか分かりませんが、ラーメン業界に旋風をまき散らした「二郎系ラーメン」は、もやし、ニンニクをとにかく山のように多くして「食べずらい」というおまけまで付けています。
「二郎系ラーメン」を見てみる(リンク)

④ 定番+珍しいもの(体験)

「これは、メインは定番なんだけどこの組み合わせは何だろう?」というものです。例えば、香川県の讃岐うどんは、もともと地元に根付いた食文化だったのですが、製麺所の工場でうどんを茹で、その後ろの畑で葱を自分で採ってきて、はさみで刻み、立ちながらうどんを飲む、という他の地域では大変珍しい体験が人を呼び珍しい風景を作ったわけです。
「さうぬきうどん」を見てみる(リンク)

どうでしょうか。気づきましたか?
どれもSNSの写真映えする風景を提供しているのです。
SNS投稿者の心理としては、「こんな珍しいものを見つけました!」をアピール!したいので、写真を撮って特徴的な記録を残したいのです。
だから大事なのは、上記のような印象付けです。情報氾濫時代に普通の景色をよーく見て、細かく確かめる人は少ないのです。

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