【宿プロデュース:考】 ビジネスモデルの崩壊&転換期(1)

先日、土曜日に某日本一の大手電気量販店に洗濯機の実機を見に行ってきました。
うちで使っているHITACHIの洗濯機が熱源管理が悪いらしく(カカクコム評価)、
すぐにエラーが出るようになってしまいました。
そこで、カカクコムやアマゾンをチェックした上でパナソニックのNA-FA70H1
を現物チェックしに行ったのです。
NA-FA70H1-P_773290.jpg
店内に入ると、びっくりするほどの閑散感で家電屋さんの土曜日ってこんなだったっけ?
と思わされる状態。(土曜日の午後3時。。。)
平日のお昼に急遽延長コード買いに行った感じと言えば分かるでしょうか。
この状態で一番困るのが、四方八方からやってくる店員さん
同行していたうちの嫁もエスカレーターを上るところから、
「居るかな?のんびり見たいのにね。」
という始末。
もう既にそういう場という設定に我が家ではなっています。
エスカレーターを上がるとすぐに白物家電コーナーが見えて、洗濯機が並ぶ
エリアに向かうと居るわ居るわの5、6人。
当然このお店の状態だと大型テレビに目を向けつつ、話題に上がる社会問題を
切りまくっているのだと思います。
(それは置いといて、)
狙っている洗濯機に一直線に向かうと、当然のことながら、
「 洗濯機お探しですか? 
  そちらの商品はですね、先月発売になったばかりで、、、」
と言ってきたので、間髪入れず
「 大丈夫です。よく調べてきたので。 」
と、可愛そうですけど、撃退。
だって、あんたより商品知識かなりつけてきたから、あんたの薄っぺらい知識なんて
イラナイ、イラナイ、イラナイ、イラナイ・・・
アマゾンよりも33%高くて、カカクコムだと50%も高い某量販店の洗濯機。。。なんて、
イラナイ、イラナイ、イラナイ、イラナイ・・・
結局は、カカクコムで洗濯機引取(リサイクル)のお店で決定。
という事があったのです。
「土曜日なのにあの空き方は無いよねぇ」と言ってしまったら、それまでです。
経営者や経営者マインドをお持ちの方は、そこで世の中の流れ
考えなければいけないのです。
2008年に全米2位の家電量販店サーキットシティが破産法を申請して、
ベストバイの成長率はここ数年マイナス成長。業界2位のレディオシャックは破産寸前?と、
リアル店舗系家電量販店は苦戦を強いられている米国。
そもそも家電量販店というビジネスモデル自体が海外から輸入されたものであり、店舗展開や
経営戦略もほぼそのままコピーですので、業況においてもその流れをくむのが通常でしょう。
売上高2兆円のヤマダ電機も売上維持を絶対しなければならなく、出店出店を繰り返します。
しかしそもそもですが、
Q: 2014年、お客さんが家電量販店を必要としているのでしょうか?
A: えーもちろん必要としています。 リアル家電を見て触る場所として。
この状況になった原因を考えると、
大手家電量販店が置かれているポジションが見えてきます。
家電を買う時の消費者行動を各時代で分析してみましょう。
【20年前】
テレビCMや雑誌を見て、家電新製品を知り、電気屋さんに行って実機を見て触り
インターネット又はそのまま家電店で購入。
【10年前】
インターネットで見て、家電新製品を知り、電気屋さんに行って実機を見て触り
インターネット又はそのまま家電店で購入。
【2014年】
インターネットで見て、家電新製品を知り、YOUTUBEを見て実機の参考にし
インターネットで購入。
どうでしょうこの変遷が分かりますか?
以前までは、
リアル(CM、雑誌)を通して知り、リアル(電気屋さん)で見て、リアル(電気屋さん)で購入
だったのが、
ネット(価格コム)を通して知り、ネット(YOUTUBE)で見て、ネット(アマゾン)で購入
に変わってしまったのです。
そうです。
これまでのビジネスモデルが通用しなくなってしまったのです。
これは時代(ビジネスモデル)の潮目に差し掛かっている事を示しているのです。
この流れは、家電量販店業界にだけ言えるのではありません。
旅館ホテル業界においても、ビジネスモデルの崩壊&転換期が来ているのです。
【旅館プロデュース:考】 ビジネスモデルの崩壊&転換期(2)
に続く

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