【宿プロデュース:考】 食品偽装問題を考える

 

表示偽装問題は色々問題があります。

時期的なもの、古くからの慣習、発端先など色々複雑な問題です。

なので、そこの部分には触れずに私がニュースを見ていて、改めて感じた点について。

それは、リッツカールトン大阪の総支配人が会見していた時に、記者からの質問に

答えている時の表情です。

なんとも言えない表情をされていましたね。

もちろん、偽装(誤)表示を指摘されてある意味吊し上げられている状況で

困惑されていましたが、それ以上に『ある事に対しての驚きの表情』だったと思います。

それは、

サービスや場の提供に対しての日本人の価値観の低さ

です。

リッツカールトン大阪クラスになれば、

当然フレッシュジュース1杯で千円、2千円はします。

これを高いと思う人は高級ホテルを利用してはいけないのだと思います。

なぜなら、その千円、2千円にはサービス料や高級な家具や内装、一般以上の

サービス能力を持った従業員の提供も全て含まれているからです。

残念ながらこのサービス料という明確には見えないものに対しての評価が、

20年という長期のデフレで失われてしまったようです。

サービス提供者とお客様との阿吽の呼吸などは、日本人が遺伝的に持っている

世界でも誇れるサービス能力です。

それをも批判するような報道には、あきれてものが言えません。

分かります。

時期的なもの、話題的においしいなどなどいろんなものが関係して

今回の件に発展していると思います。

しかし、日本人の宿泊業に対する完全粗利主義的な見方は是正しないと、

全てがユニクロ化して味もへったくれもないものになる気がします。

TPPもどかっとやってくるでしょうから、この際に日本もチップ制を導入

してみたらどうかと思います。

新たな波を立ててくれる勇者をお待ちしております。

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