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【旅館再生:考】 外国人客の英語対応をどうする

外国人客の急回復

最近よくニュース紙面などでも見られる話題です。

確かに1年前に比べると街中にその存在が確認されますが、震災前に比べると

やはり減少しているように感じます。

特に地方に目を向けると、依然として影響はまだまだ少ないと感じます。

今後国の方針として現在の年800万人から7年後の2020年には

   2500万人

の訪日客を目指すとしていますので、それなりの予算がおりるでしょう。

かといって、勝手に増えるわけでもなく積極的に受け入れる姿勢を見せていかないと

来るお客様も来なくなってしまいます。

訪日客の受け入れで一番問題になるのが言葉の問題です。

日本語だけでも経済が成り立ってしまう日本人は、英語を覚えるきっかけがありません。

多くの日本のお宿も同様で、英語を覚えたり英語対応をする必要がありませんでしたので、

英語がなかなか使えないのが現状です。

積極的に外国人客を迎え入れる姿勢として英語対応は必須です。

(英語会話の世界人口はなんと20億人を超えて、あと数年後には世界人口の半数が

英語を利用できるといわれています)

でも、実際どこまで英語を話せなければいけないのか、館内表示させなければいけないのか?

わかりませんよね。

日本のお宿を満喫していただくために、可能な限り英語説明をしようとすると分厚い

館内案内が部屋に置かれることになります。

これでは本末転倒になってしまいます。

宿に来て日本の交通法規情報を必要とする人は少ないでしょうし、

日本の政治について議論する外国人客の方は少ないでしょう。

考え方はシンプルです。

お客様がほしい情報を、ほしいだけ提供すればよいのです。

しかし、お客様がほしい情報は何かを考えても、日本国内の宿でそれはなかなか

見つかりません。

外国人客の方が感じる『不便』がそこにはないからです。

ではどうするか?

安くて行ける不便な土地に行ってみましょう!

別に英語圏でなくてもOKです。旅の不便 は世界共通です。

韓国でも、中国でも、ロシアでも、日本語が通じない場所であれば

どこでもOKです。

そこで久しぶりに『不便』を感じてみましょう。

百聞は一見にしかず。

必ずしやそこでの体験がお客様の『大満足』に繋がります。

逆に『不便』を知らない人が、お客様の『不便』を解決することは絶対にできないのです。

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