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【旅館再生:考】 もしも俺のシリーズに『俺の旅館』が出来たら

変わるから変わる。変わらないから変わらない。

旅館再生あるあるです。

『変わると変わるんです。変わらないと変わらないんです。』

3 に 2 を かけると = 6 ですよね。

何度やっても = 6 ですよね。

でも、

3 に 3 を かけると たちまち = 9 になるんですよね。

不思議ですよね。

100回、1000回  3×2 をしても 答えは6 しか出てこなかったのに、

2 を 3に変えたら いきなり 9 になるって。

でも、これはコンサルティングの現場でも一緒です。

変わると変化が起きます。 変わらないと、やはり一切の変化は起きません。

当然これまでのやり方がしっくりきますし慣れているので、

新しい事を取り入れるのは面倒ですよね。

右利きの人が、

『1か月間左利きになってみてください。』

と言われたら、最初の3時間で嫌になります。

人間は楽をしたいという欲を活かして、発明や発展をしてきました。

楽をする為には、変化を起こし、努力し、継続が必要です。

そうすることで、発明や発展が起こります。

偉大な発明家 エジソン も変化を起こし、努力し、継続してきたはずです。

旅館再生においても一緒です。

楽をしたいのなら、まずは変化を起こすしかありません。

そしてその変化を起こすために、変化を享受しなくてはいけません。

でも、これって一番難しいところです。

多くのケースで、変化を享受するにあたり過去の自分を否定しなければ

いけない場面が多々あります。

自己否定ってしたくありませんよね。

正しいと思ってやってきているし、その為に相当の努力はしている。

その努力を?『無駄だった』?と思わなければいけないケースも

あったりします。

しかし、その『無駄だった』と思うことこそが 『変化』 だったりします。

俺のフレンチ

『俺のフレンチ』

話題ですよね。

ブックオフを創業した坂本孝さんが、作った新業態です。

コンセプトは、

『ミシュランで星を獲得するほどの腕を持った一流シェフが作る高級料理が、

これまでなかったくらいリーズナブルな料金で食べられるレストラン。』

といったところでしょうか。

25年3月現在14店舗を展開中で、今後もどんどん増えていきそうです。

さて、このお店が行列を作る理由はなんでしょう?

それは、

これまで表に出てこなかった食材原価というものを前面に出して、

原価ギリギリまで安くしました

というお客様にとってのバリューを創出したからです。

暗黙の領海であった食材原価にメスを入れるというところは、

ブックオフを作った坂本さんらしい破壊的想像ですね。

さて、このブログのタイトルに戻ります。

どうでしょう?

『俺の旅館』 だったり 『俺のホテル』

が出てきたら。

客引きの為に

『食材原価』はオープンにされ、各種費用も公開!

なんてことになったら、、、

でもあり得ますよね。

恐らくこの勢いはしばらく続くでしょうから、時間の問題だと思います。

坂本社長がやらなくても、誰かやるでしょう。

その時に!

対応できますか?

あなたの宿の隣にある宿がある日、

『○△□温泉 俺の宿 ほにゃらら』

になったらどうでしょう?

2万5千円のバリューを、10000円で提供!

7800円の宿や5000円の宿が多数ございますが、

それどころではない破壊力になるでしょう。

『そんなの出来ないよッ!出来たとしてもうちにはリピーターさんが

居るから、出来たとしてもうちには影響ないよ。』

同じことを多くのカウンターテーブルを持った寿司屋さんが言ってました。

その寿司屋さんがどうなったかは、皆さんよくご存知ですよね。

ではどうするべきか?

コンセプトを見つけて、コンセプトを宿の隅々まで浸透させて、

統一感があって、他の追随を許さない、ぶれない宿を作るしかないのです。

そういうのを聞くと、『いや、やってるよ!』

とおっしゃるかもしれませんね。 良く聞きます。

上記の図の様にHPにも、料理にも、サービスにも、施設にも

そのコンセプトは浸透していますか?

あなたの宿に眠る、ほんとうのコンセプトを見つけましょう!

当社は、宿に眠るコンセプトを見つけて、隅々にまで浸透させ

ブレを無くし、統一感を出し、他の追随を許さない企業支援を行っております。

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